パソコンが動かなくなって中に保存してるデータを取り出せなくなったので、取り出してほしい。
パソコンが動かなくなって中に保存してるデータを取り出せなくなったので、取り出してほしい。
※新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急的な融資やテレワーク導入についての情報発信しています。
新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けている事業者様に対する無償支援相談サービスご提供期間延長のお知らせ
大阪・西宮・神戸のパソコントラブル等のITトラブルサポート
アスモチのハカセです。
こちらの人気記事も是非ご覧ください。
Windowsのパソコンでできるちょっとしたとても便利な機能【デスクトップ画面の一発表示等】
今回は「ハッキングの手法」についてお話しします。
「ハッキング」という言葉はテレビや映画の中だけだと思っていませんか?
実は、実際に多くのホームページがハッキングに遭い、情報漏洩や改ざんなどの被害を受けることはあるのです。
今回の記事を読んで、ハッキングにはどのような手口があり、どのように対策すればいいのか理解を深めて頂けたら幸いです。
【ハッキングの定義】
ハッキングとは、コンピューターへの不正な攻撃や侵入により、機密情報を入手したりする行動の事を言います。
また、ハッキングを行う人を「ハッカー」と一般的には言いますが、正確には違います。
正確にはハッカーはコンピューターや電気回路について普通の人より深い技術的な知識があり、その知識を利用して技術的な課題をクリアする人のことです。
専門的な知識を利用してコンピューターの「内側」を覗くこともしますが、あくまでも問題を解決するためです。
このコンピューターの「内側」を見る行為が問題解決ではなく、破壊行為や情報を盗むことが目的の不正アクセスの場合はハッカーではなく「クラッカー」と言われます。
マスコミで報道される際ハッカーという言葉が使われているためこちらの方が一般的になっていますが、正確には「クラッカー」で不正にアクセスして悪事を働くことを「クラッキング」と言いいます。
このブログでは、馴染みがまだまだ薄いので一般的に普及してしまっている「ハッカー」「ハッキング」という言葉を使わせていただきます。
本当はクラッカー・クラッキングなんだなと読み替えていただければ正しい知識が付くかと思います。
【ハッキングとは?】
Webサイトが「ハッキングされた」と言う場合、何通りかの状況が考えられます。
•何者かが自分のアカウントにアクセスできるようになっている
•サイトへのアクセスが可能になり、悪意のあるコード(ハッカーの意図によって様々)をサイトに挿入している。
サイトがハッキングされると次のような被害が想定されます。
・サイト訪問者のコンピューターをウイルスに感染させる
・サイト訪問者を別のサイトに転送させてしまう。
・ハッキングしたWebサイトを使用して別のWebサイトを攻撃しダウンさせる。
・サイトに関する情報の漏えいや改ざんを行う。
【Webサイトをハッキングする手口】
よく使われるハッキングの手口を解説します。セキュリティ対策が不足しているサイトだと、これらの手口で簡単にハッキングされる恐れがあります。
① クロスサイトスクリプティング(XSS)
ハッカーがサイト利用者のブラウザ上で、任意の操作を実行することが出来ます。
サイト訪問者を強制的に別のサイトへ飛ばしてウイルスに感染させる、個人情報などの入力時にキーボードの入力内容を盗み見て、外部送信するといった事が出来ます。
また、Cookieの盗難も可能で、個人情報の確認ページなど利用者が表示していたページをハッカーに盗み見られる可能性があります。
② SQLインジェクション
SQLとは、データベースの管理・操作を実行するプログラミング言語です。このSQLを悪用してデータベースに不正な操作をおこなうのがSQLインジェクションです。
③ クロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)
ハッカーがBBSなどに興味を引くような文章とURLを貼り、クリックすると意図しない書き込みや操作をさせることが出来ます。
この手口が使われると、上記のように意図しない書き込みをさせる他、個人情報データを送信するURLであれば、情報漏えいや金銭的な被害を及ぼす可能性もあります。
④ クリックジャッキング
通常のサイトのページの後ろに、罠を設置したサイトのページを重ねるというハッキング手法です。
見たところ問題のないリンクをクリックすると、重ねてある罠サイトのリンクもクリックしてしまいます。
クリックすると入力した情報を罠サイト側に送信してしまったり、掲示板などに意図しない書き込みをさせられるといった被害が起こる可能性があります。
サイトが重ねられているのは見た目で判断できず、知らないうちに被害を受けてしまうという特徴があります。
⑤ 強制ブラウジング
Webページにアクセスする際に、公開されたページからリンクをたどるのではなく、アドレスバーに直接URLを入力することで、Webサイト側では公開するつもりのないファイル等を盗み見る、という攻撃です。
【ハッキングを防止策】
ハッキングを防止するために、次のような対策を取ることが出来ます。
・安全なパスワードを使用する。
簡単に推測することの出来ない複雑なパスワードを使用することがハッカーの侵入を防ぐことにつながります。
•セキュリティソフトを導入する
セキュリティソフトを入れておけば安心という訳ではありません。常に最新の状態にアップデートしておくことが大切です。
•Webサイトのソフトウェアを更新する。
例えばWordPressを利用しているのなら、常に最新のバージョンにアップデートすることでマルウェアの侵入を防ぐことが出来ます。
・セキュリティ診断を行う
サイトに脆弱性があると狙われやすくなります。
セキュリティ会社の診断サービスなどを利用して脆弱性を調べ、対策するという方法があります。
ハッキングの手法は日々進化し、ハッキングをするハッカーはとても技術的に優れた人が多いので、上記だけで完全に防止できることはありません。
ハッキングされてパソコンが使えなくなったりデータを失ったりするリスクを考えて、本当に大事で流出させると問題のあるファイルはパソコンに置かず、外付けのストレージに保存したり、パソコンが急に使えなくなるリスクを考慮して定期的なバックアップをおくことが重要です。
バックアップの方法については、こちらで詳細にご説明しています。
初心者向け!データのバックアップ
いかがでしたか?
今回はハッキングの手法や対策方法をご紹介しました。
ハッキングより広い概念である不正アクセスについてこちらでご説明しています。
不正アクセスの手口と対策
ウィルス感染が疑われる場合には、こちらもご参照ください。
万が一ウイルスに感染してしまった場合にやれること
ハッキングの手法は専門的な用語も多く難しく感じるかもしれませが、どのような手口があるのかを知っておくことも大事なハッキング対策の一つと言えます。
ハッキングの被害でなかったものの、パソコンの動きが遅いくて困ている時の対処法はこちらの記事で詳しくご説明しています
パソコンが遅い時の対処
アスモチは、ハッキングによるパソコンの不具合対応も含めて、大阪・西宮・神戸の中小企業様向けにパソコン・ソフトウェア・ネットワーク等のITトラブルサポート・IT全般の問題解決サポートを行っています。
お気軽にご相談ください。
パソコンが動かなくなって中に保存してるデータを取り出せなくなったので、取り出してほしい。
以前、パソコンを新規導入し設定をさせていただいたお客様からのご相談で、しばらく使っていなかったパソコンを使おうとしたところOfficeが起動しなくなったので直してほしいとのご連絡をいただきました。
iPhoneで会社のメールを受信できるようにしたいが、手順を見てもうまくいかないので設定をしてほしいとのご相談をいただきました。
■ご相談内容
パソコンで資料を作成する必要があるので、新しくパソコンを購入したい。
前にパソコンを購入したのが5年以上前で最近パソコンを使っていなかったので、素人でも操作がわかりやすいパソコンにしてほしい。
■解決結果
最適なパソコンの選定、初期設定、及び、操作や資料作りについてレクチャーを致しました。
■ご相談内容
【その1】現在使っているWindows7のパソコンの調子が悪いので、パソコンを買い換えたい。
【その2】買い替え後、古いパソコンから新しいパソコンへデータの移行をして欲しい。
【その3】メール設定等のその他の環境の移行もして欲しい。
■解決結果
【その1】Windows7のサポート終了を見越してWindows10のパソコンであり、かつ、ご要望であるモバイルワークに適したパソコンを選定致しました。
【その2】スピーディーな処理が可能なハードディスクを抜き出す方法でデータ移行を実施しました。
【その3】メールの設定、電子認証のソフトの設定、及び複合機の設定を実施しました。