AIの発達で言われている「シンギュラリティ」とは?

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今回は「シンギュラリティ」についてお話しします。

近年のAIの発達は世間を騒がせ、皆さんの耳に入ることも多いでしょう。
そして同時に「シンギュラリティ」という言葉も話題になる事が多くなってきました。

この「シンギュラリティ」に関しては何の事だか分からないという人も多いと思います。

この記事では近年話題になっている「シンギュラリティ」を簡単に解説していきます。

覚醒するプログラムコード

【そもそもシンギュラリティとは?】

もともと「シンギュラリティ」とは「特異点」という意味を持ち、数学や物理などでよく使われる言葉です。
しかし近年のAIの発展に伴い、このシンギュラリティという言葉が頻繁に登場するようになりました。

この場合は「人工知能(AI)が人間の知能を超える瞬間」を意味する言葉として使われて、正確には「テクノロジカル・シンギュラリティ(技術的特異点)」と言われています。

シンギュラリティは人間の知能では予測できない未来の始まりを意味し、それは2045年に到来されると予測されています。

【シンギュラリティが起こるとどうなる?】

「AIに仕事を奪われる」といった内容の話題を耳にした事がある人も多いと思います。
現時点でも人間の仕事をロボットがするようになった場面を目にすることがあります。

仕事が無くなって失業してしまうと心配する人も多い一方で、仕事をしなくても生活できるようになると考える人もいるでしょう。

アメリカのコンピューター研究者、レイ・カーツワイル氏によると、

シンギュラリティというのは、AIが自分自身のプログラムを改良出来るようになる事によってテクノロジーの発明は全てAIによって行われるようになり、人間の想像が及ばないような進化を果たしていくというものです。

この進化を「エクスポネンシャル(指数関数・飛躍的)な進化」と呼んでいます。

このエクスポネンシャルの結果、生命科学やナノテクノロジーの発達により
・人間の臓器がいらなくなる
・不老不死が現実になる
・脳の中枢とコンピューターをつなげることで、人間の人格や記憶、技術などをコンピューターアップロードできる
・機械が人間から技術や知識をダウンロードできる
などと言われています。

この成長スピードはどんどん加速しやがてそのスピードは無限大になる・・・これがカツワイル氏の言う「シンギュラリティ」なのです。

このシンギュラリティは現在地球が抱える食糧問題やエネルギー問題の解決も期待される一方で、人間にとってネガティブな未来、つまり人間がAIに支配されたり、絶滅させられる未来だと考える声も多く、現実に「AIを安全にコントロールできるシステムの研究開発」も進められています。

【シンギュラリティのキーワード】

シンギュラリティの到来にはIoT、ビッグデータ、人工知能、コンピューターの処理能力などの発達が鍵を握っています。

人工知能の発達には進行知能が学習するデータが必要であり、そのデータ取得にはビッグデータやIoTの技術が生かされています。
これらの技術は近年飛躍的に進化を遂げ、私たちの生活にも浸透してきました。

これらのネットワークのインフラが充実することにより、シンギュラリティは確実に迫ってきていると言えるでしょう。

いかがでしたか?

今回はシンギュラリティについてお話ししました。
正に映画やアニメで見たSFの世界ですね。
(…私的には楽しみな未来な反面、ターミーネーターの様な機械(人工知能)に支配されそうで少しビビっていますが。)

現時点では未だちょっと信じられないような話ですが、このシンギュラリティの到来まであとたったの数十年と言われています。
実際にどんな未来が訪れるのかは分かりませんが、コンピューターが今よりも私たちの生活に密着していくのは間違いないでしょう。

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