「オープンソース」を使ってサイト運営費を削減?

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大阪のITトラブルサポート
アスモチのハカセです。

今回は「オープンソース」についてのお話です。

オープンソースを上手く利用すれば、
あなたのWebサイトの運営にかかるコストを大幅に削減することが出来るかもしれません。

それでは初心者の方にもわかりやすく、オープンソースを解説していきますね。

【オープンソースとは?CMSとは?】

「商用CMSではなくオープンソースのブログツールを使ってCMSの導入コストを削減する・・・・」

何の事だかちょっと分かりづらいと思いますので、詳しく解説していきましょう。

・オープンソースとは?

オープンソースとは、有志のプログラマーたちが無償でつくったソフトウェアの事です。
中には有償のものもありますが、多くのオープンソースのソフトウェアは個人・商用を問わずインターネット上で無料で配布されています。

なぜ無料で配布されているのでしょうか。

それは、「みんなでいいものを作ろう」と世界中のプログラマーが無償で開発提供しているためです。プログラマーにとっては自分が開発したものが世界中の人に利用されるのは喜びなのかもしれません。

ここでの「オープンソースのブログツール」とは、無償で配布されている、ブログやWeb絵カスタマイズできるソフトウェアという意味です。

・CMSとは?

CMSとは、Webコンテンツを構成するテキストや画像、レイアウトの情報などを保存、管理してWebサイトを構築したり、編集したりするソフトウェアの事です。

商用CMSは名前の通りビジネスでCMSを利用する人向けのもので、メーカーのサポートも充実しているため何かトラブルがあった時にも安心です。管理・更新も簡単なのですが、ライセンス費用がかかります。

つまり、冒頭の

「商用CMSではなくオープンソースのブログツールを使ってCMSの導入コストを削減する・・・・」

これは

有料のCMSではなく、無料のCMSを使ってサイト運営のコスト削減をする、という事を言っている訳ですね。

近年は企業サイトでも商用CMSだけでなく、オープンソースのブログツールを採用している所が増えて来ています。

世界で実績を伸ばしている「WordPress」がその代表的な例です。

【オープンソースCMSのメリットとデメリット】

[オープンソースのメリット]

・低コストで始められる
オープンソースのほとんどがライセンス費用はかかりません。
その為、導入時の費用はサーバー代・ドメイン費用と低コストで始めることができます。

・カスタマイズの自由度が高い
オープンソースの魅力として挙げられるのが自由度の高さです。
ソースコードが公開されている為、自由にカスタマイズして様々な機能を追加することが可能です。
ただしプログラムの知識は必要になります。

・サイトに応じた様々な機能を無料で追加できる
多くのオープンソースでは無料のプラグインがあり、簡単に機能を追加することもできます。
例えばWordpressにショッピングカートのプラグインを追加してネットショップを作ることも可能です。

[オープンソースのデメリット]

・メーカーサポートがない
多くのオープンソースはどこかの企業が開発したものではないため、商用CMSのようにサポートが無い場合がほとんどです。
ただ、コミュニティサイト・掲示板・インターネット上でトラブルの対処方法が公開されています。

・トラブル対応には専門知識が求められる
トラブルの対処に関してはインターネット上に情報がありますが、プログラムの知識やサーバーの知識等が必要な場合があります。

・日本語で説明されていない場合がある
オープンソースの多くは海外で作られている為、より詳しい情報やトラブルの対処に関しては日本語の情報が無く海外のサイトから情報を探す必要がある場合があります。

 

このように、オープンソースはライセンス費用がかからないため導入コストが抑えられる点が最大のメリットですが、カスタマイズをしたり保守をしていくには専門知識が必要になってきます。

有名なオープンソースであれば利用者も多く、トラブル時も他の利用者から情報を得る事が出来るので、初心者の方はまず利用者が多く情報が豊富なオープンソースから使い始めるのをお勧めします。

 

【代表的なオープンソースCMS】

最後に代表的なCMSをご紹介いたします。

wordpress

現在、世界で最も高いシェアを誇るCMSです。
日本でのシェアももちろん多いため日本語のコミュニティも活発で情報が多いため導入のしやすさは一番ではないかと思います。
無料のテンプレートやプラグインも豊富でHTMLやプログラムがあまり詳しくない人でもある程度のサイトが作れます。

Joomla

世界で2番目のシェアを誇るオープンソースです。
元はMambo Open Sourceというニュース掲示板などを備えた小規模なWebサイトを構築,管理できるソフトウエアから派生したオープンソースです。
Wordpressほどではありませんがテンプレートやプラグインも豊富にあり日本語の情報も多くあります。

Drupal

世界的な大企業や政府機関、大学などの大規模サイトで利用されているオープンソースです。
導入のハードルは高いですが、汎用性が高く複雑なシステムを構築できます。

Mod X

上記のCMSに比べるとマイナーな類になりますが、HTMLで作ったサイトを簡単にCMS化できます。
デザインの制約が無い・プログラムの知識がほとんどいらないと言ってもいいくらい簡単です。

SOY CMS

数少ない国産のCMSです。
国産なのでもちろん日本語の情報が多いのでカスタマイズやトラブル発生時の情報収集がしやすいシステムです。
有名やWordpressやJoomla!は海外が本家なので一部操作が日本人向きではなかったりしますが、SOY CMSは日本発祥なので使いやすいCMSです。

【まとめ】

いかがでしたか?

今回はオープンソースについてお伝えしました。

オープンソースを使うにはある程度の知識が必要ですが、使えるようになれば「無料」という大きなメリットを得る事が出来ます。

初心者向けに使い方を説明しているサイトもたくさんありますので、少しずつ勉強して行きましょう。

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